校区の概要

本校区は、豊岡市の郊外、円山川の東西に位置する。野上、船町等の9区(大正13年に下鶴井から口鶴井が分離独立し、現在は10区)は、昔からそれぞれが村として存在していたが、明治22年4月1日の町村制実施により9区が一つにまとまり、田鶴野村となった。

 もともと、山本・森・金剛寺・船町・野上・宮島は三江郷下三江庄(通称結庄)、下鶴井・赤石は田結庄郷下井庄、一日市は田庄と呼ばれた。この三庄の名前をとって田鶴野と名付けられたものである。

 平成の市町村合併後(豊岡市・城崎町・竹野町・日高町・出石町・但東町)に豊岡市は人口は9万を超え、県下有数の面積となった。田鶴野村は、昭和25年4月1日の豊岡市制に伴って豊岡市の一画をなすことになり、現在に至っている。

 本校区には、自然造形物で名高い「玄武洞」や特別天然記念物「コウノトリ」の保護増殖センターがある。稲作農業も盛んで、広々とした水田が広がっており、自然環境に恵まれている。そして、校区の大きな特色として、学校教育に大変協力的な土地柄がある。

このような環境のもとで、学校・家庭・地域社会・関係機関が一体となって子ども達の「生きる力」を育んでいる。