本校では、国語の「書くこと」について3年間研修を行ってきた。昨年度は講師招聘や個人テーマを設定することで研修の充実を図った。この研修を通して、教科書を使った単元構成の方法や動機付けを大切にした単元の組み立てなどについては、一定の成果が見られた。
一方、子どもの実態を踏まえた研修の取組といったことにおいては、学校全体のさらなる深みが必要である。
さて、「書くこと」に特化して研修を進めてきた3年間であるが、「書くこと」は、読むこと(読み取ること)・聴くこと・話すことや言語活動など、他領域とも密接に関わっている。
こうしたことから今年度は、昨年度も大切にしてきた「基礎・基本の徹底」「子どもたちが分かり、達成感のもてる授業づくり」を柱に据え、研修を進める。
研修を進める上で、まず研修体制の見直しを図るとともに、豊岡市の提示する『授業における5つの「徹底・継続」実践事項』のさらなる質の向上を図りたい。このことが「主体的・対話的で深い学び」による授業改善につながるものである。
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