本校校区は、豊岡市の中央を流れる円山川の東部に位置した田園地帯である。学校周辺は田畑が広がっているが、純農家世帯は少なく、ほとんどが勤め人である。校区の中央付近に国道312号線が通っており、交通量も多い。校区の祥雲寺の山間部を造成して、平成11年に「県立コウノトリの郷公園」がオープンし、コウノトリと共に共生する地域づくりが進められている。そして、全国で唯一コウノトリの人工巣塔を持つ学校である。その人工巣塔には放鳥されたコウノトリがよく訪れ、平成24年の初春には初めての営巣と産卵が見られた。コウノトリ学習を切り口として、全校あげて環境教育に取り組んでいる。