プール掃除、プール開き

今日は「南極出前授業」ということで、
第53次南極地域観測隊として
南極の昭和基地で、一昨年から
420日間過ごされた宮下泰尚さんに
来校していただき、南極の話を
聴かせていただきました。
はじめに5年生みんなで
あいさつをしました。

よろしくお願いします。

私たちのふるさと日高町出身の冒険家
植村直己さんが、南極探検を
目指していたことが縁となり、南極に
行くことになったそうです。
南極の面積は、
日本の37倍もあるのです。
この「しらせ」という船に乗って
オーストラリアから南極を目指します。
南極まで、約1ヶ月かかります。
海の水は凍っているので、
氷を割りながら進んでいきます。
氷が厚くて割れない時は、
バックして勢いをつけてから氷に
突っ込み、割るそうです。
これを1000回以上
繰り返しながら進むそうです。
みんな真剣に聴いています。
豊岡の8月の平均気温は26.8℃でしたが、
その頃南極昭和基地では、
−19.4℃しかないのです。

昭和基地での
最高気温は、たったの10℃
最低気温はなんと−45.3℃!!
想像もつかない寒さですね。
これが昭和基地です。
こんなたくさんのレーダーで
大気観測もしています。
南極昭和基地にも郵便局があるのです!
日本に着くまで、4ヶ月かかるそうです。
でも、いい記念になるので、たくさん
出されたそうです。
さらに病院や歯医者さん、床屋等もあります。
病院では手術もできるそうです。
これが一人分の部屋だそうです。
やはり狭いようです。
お風呂もありますが、水は貴重なので、
お湯を1ヶ月替えない時もあるそうです。
南極にはコックさんもおられ、料理も
おいしいそうです。
オーロラは本当にとてもきれいだそうです。
一度は見てみたいものですね。
一日中明るく夜がこない「白夜」
反対に、
一日中暗く太陽が見られない「極夜」

南極には、様々な自然現象があります。
南極の生き物についても
いろいろと教えていただきました。
クイズも出していただきました。

正解は「ある」です。
さて、どうなる?
実際にやってみました。
シャボン玉は、凍ってしまいます。
てのひらの上で、コロコロと
転がっていました。
外でカップラーメンを食べると
どうなると思う?
こんなことになってしまいました。
そんな南極から持って帰ってこられた
貴重な氷を持ってきて下さいました。
水に入れるとパチパチと音がします。

氷の中に閉じ込められた
1万年前の空気が出ているのだそうです。

南極の空気が1万年かけて
日本の豊岡で出ていることに
長い長い時間を飛び越えたような
不思議な気分を味わいました。
触ってみると、
なんだか普通の氷よりも
冷たい気がします。
南極についての様々な話を
一生懸命伝えていただきました。
貴重なお話、心からありがとうございました。
最後に記念写真を撮らせていただきました。

展示物もたくさん用意して下さいました。

ご厚意で着させていただきました。


おかげで?、こんなになってしまいました…

とても貴重なお話を、楽しく、分かりやすく、一生懸命に教えていただきました。
本当にありがとうございました。